2025年12月5日

新築注文住宅を建てるまでの経緯 — 体験レポート

土地選びは比較的スムーズに進みましたが、住宅本体の検討には時間がかかりました。
以下は実際の流れと、検討時に重視したポイントです。


情報収集と比較検討

ウェブでの事前調査

まずは有名な注文住宅メーカーのホームページを開き、各社の建築様式や間取り、最近流行のオール電化仕様、建築坪単価や総額費用を比較しました。
住宅に関しては、机上では有名注文住宅メーカーのホームページを開いて、各メーカーの建築様式や間取りの具合、オール電化など、それに建築坪単価や建築総額費用などをふくめて、インターネットで見る機会もつくっております。


構造選び(木造・ツーバイフォー・軽量鉄骨)

どの構造にするかでメーカーも変わる

最も基本的な選択は建物の構造です。
伝統的な木造にするか、ツーバイフォーのモダンな工法にするか、耐震性の高い軽量鉄骨にするか――この選択によって依頼するメーカーや工務店の候補がほぼ決まります。

親からは「地元の工務店で木造和風の家が良いのではないか」との意見があり、実家や地域の雰囲気を重視するケースもあります。
最終的には妻や知人の意見を参考に、世帯主である筆者が判断しました。


資金計画とローンの組み方

住宅ローンと自己資金のバランス

資金面では住宅ローンを中心に組み立て、親から若干の資金援助を受けました。
建築費用のうち自己資金を差し引いた残額をローンで賄い、月々の返済は当時のアパートの家賃を超えない程度に設定しました。
無理のない返済プランを立てられたことは、精神的にも安心できました。


土地・建物選びで重視したポイント

住環境(通学・通勤・利便性・自然環境)

土地や建物を選ぶ際の重要ポイントは「住環境」です。
子どもの通学(特に小学校の位置)、筆者自身の通勤、最寄り駅やバス路線、土地の方位・陽当たり・風通しなどを重視しました。

また、日常生活の利便性(コンビニ・スーパー・医療機関など)や、近年重視される災害に対する強さ(地盤・浸水予測・耐震等級など)も重要な検討材料です。

🏡 住環境の見直しや、現在の住まいの改善を考えるときは、
建て替え・リフォームのポイントを見る


新築住宅で意外と見落としがちな収納の工夫

各部屋ごとの収納

新築住宅で意外と気が付きにくいのが「収納スペース」です。
和室では襖で仕切られた押入れと天袋を設け、南側には床の間・仏壇・神棚を配置しました。

一方、2階の洋室には3尺奥行きのクローゼットを採用。
壁面に合わせた木目調の折れ戸を設け、ハンガーパイプを設置して衣服をすっきり収納できるようにしました。

玄関収納の工夫

意外と見落とされがちなのが玄関部分です。
玄関は「家の顔」といわれるほど、訪れる人に印象を与える大切な場所。
広めのスペースを確保し、整理整頓された清潔な玄関はとても気持ちのいいものです。
履物のほかにも、日常的に使う小物や外出用品を収納できるスペースをつくっておくと便利です。


まとめ

新築注文住宅を建てるまでには、土地選び・資金計画・建築構造・収納設計など、多くの検討事項があります。
どれも「理想の暮らし」を形にする大切なステップです。

一方で、建ててからの「使いやすさ」や「快適性」を保つためには、定期的な点検や部分リフォームも欠かせません。