
目次
可動式棚で実現する理想の使いやすさ
家づくりで意外と見落としがちな場所のひとつが「玄関収納」です。
毎日使う場所だからこそ、使いやすく、見た目もスッキリとした収納を実現したいものです。注文住宅であれば、自分のライフスタイルに合わせて自由に設計できるのが魅力。今回は、私が採用した「可動式の棚」を中心に、満足できる玄関収納づくりのポイントをご紹介します。
可動式棚の魅力:簡単に動かせて使いやすい収納に
生活に合わせて変化させられる
注文住宅の玄関収納で大切なのは、「簡単に使える」ことです。
収納が複雑だと、使うたびにストレスを感じてしまいます。その点、可動式の棚は必要に応じて高さを調整できるので、季節や収納するものの変化に柔軟に対応できます。
たとえば、冬はブーツや長靴を多く収納し、夏はサンダル中心にするといった入れ替えもスムーズ。自分の生活に合わせて自由にレイアウトを変えられるのが、可動式棚の大きな魅力です。
靴収納を可動式にするメリット
デザインやサイズに合わせて調整可能
靴の形や大きさはさまざまです。スニーカー、ヒール、ブーツなどを同じ棚に入れようとすると、どうしても高さが合わず使いにくく感じます。
私の家では、特にブーツが多いため、その部分だけ棚を高く設定できるようにしました。これにより、無理に押し込むこともなく、玄関で探す手間も省けます。忙しい朝もスムーズに靴を出し入れでき、時短効果も抜群です。
子供の成長に合わせて調整できる玄関収納
変化する持ち物に対応できる設計
子供が成長すると、靴のサイズだけでなく、持ち物の種類もどんどん変わっていきます。
可動式の棚であれば、ランドセルや習い事のバッグ、スポーツ用品など、その時期に必要なものに合わせて簡単に棚の位置を変えられます。
子供が自分で片づけやすい高さに設定してあげることで、自然と整理整頓の習慣も身につきます。家族全員が使いやすい玄関収納を実現できるのが、可動式の大きなメリットです。
自分の身長に合わせた使いやすい設計
高すぎず、低すぎず、ちょうどいい収納を
注文住宅の良さは、自分の体格や生活動線に合わせて設計できることです。
棚が高すぎると物の出し入れがしにくく、低すぎると腰をかがめるのが大変。そこで、可動式にしておくことで、後から調整が可能になります。
また、頻繁に使うものは取りやすい位置に、季節外のものは上段に置くなど、使う頻度に応じてレイアウトを変えるのもおすすめです。必要な時にサッと取り出せる玄関収納は、毎日の暮らしをより快適にしてくれます。
まとめ:可動式棚で長く使える玄関収納を
注文住宅の玄関収納に可動式の棚を取り入れることで、暮らしの変化に柔軟に対応できる理想の空間が実現します。
家族構成やライフスタイルが変わっても、棚の位置を動かすだけで使い勝手をキープできるのは大きな魅力です。収納における小さな工夫が、日々の快適さにつながります。